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日常、考え事。たまに少し冒険。
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学生の時、マンホールを活かした都市がつくれるはずだと、提案したことがあります。
だから、マンホールには今でも結構思い入れがあって、この本に はかなり興味が。
Drainspotting: Japanese Manhole Covers

アーティストは、Remo Camerota。
http://www.whitewallstudios.co.nr/

近日発売みたいです。
変わったマンホール集、と言う趣が強いようです。



タイトルにあるように、マンホールは面白い。
そう思うのは、2つの考えがあるからです。

浄化施設の都市分散化に活かせる。
現在、都市部の下水の浄化は、下水管を通って、浄化施設で浄化され、放流されています。
そのため、大型の施設が必要になり、しばしば建設位置で問題になります。

あ、ちなみに、格好いいデザインの浄化施設を見つけました(海外)。
http://www.archdaily.com/60651/ad-round-up-industrial-architecture-part-iii/
↑上から5番目の写真。

都市の周辺部で、下水を集中処理するのは、災害時に破損すると都市全体に影響が出たり、建設位置を巡って、近隣住民と行政の対立したりと、課題があると思ます。
そこで、下水管を流れる水をマンホールの縦穴を利用して、浄化すれば良いんじゃないかというのが提案です。
これが展開されれば、緊急時においては、火災の消化や、災害時の(浄水器を使う)飲料水確保に活かす事が出来ます。また、日常的にも、公衆便所をビルトインしたり(たしかイギリスで実例有り)、街路樹の給水に使えたりするでしょう。

都市のサイン・デザインに活かせる。
マンホールは、下水管が埋設されている都市では、点検の為にそこかしこに設置されています。
そのマンホールを、近くのお店を紹介したり、見所(歴史とか)やお得情報、地下鉄の時刻表などを記載して活用するのです。便利だし、意外な場所にあるものだから、とても楽しいと思います。

一方で、街を歩いていて、その街のことなんて全然分かりません。スマートフォンの進化でだいぶ条件は改善されていますが、もっとダイレクトに、五感で体感できるような場所に、楽しいディスプレイがあると良いと思うことは、ありませんか。
(浄化した水に水生生物を入れて、街中水族館!とか良いな。)


冒頭で触れた本のように、現在マンホールにはあらゆるデザインがあります。しかし、マンホールのふた、と言う表面は、「点検の為に必要」というように活用されることを前提としない、ネガティブなものです。活かしましょうよ。
ここで提案したもの以外にも、マンホールには効果的な使い方があると思います。
考えてみると普段見慣れた街が違った角度で見られて良いかも。




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仏像、恐竜、文房具。振り返れば多趣味。いや、趣味ではなく、真剣なのだ。それが問題。ジャンル問わず展覧会に興味あり。
一級建築士。工学修士。ユーザーの視点から建築・都市を考え企画するのがライフワークです。
https://twitter.com/wagyoo

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